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サリーの愛するシチリア島。

何年も通いつめていますが、何度行っても魔法にかけられてしまったような錯覚をおこします。

海、自然、歴史、食べ物、シチリアの人々の魅力は尽きることがありません。

今回、出かけたのは他の地域に比べると、あまり観光化されていない、

東南の海岸線で、ノートをベースに近辺の町を訪問してきました。

ノートはユネスコに世界文化財として認定され、バロック建築では世界的に有名です。

ある詩人が夕日に照らされ金色に輝くノートの街を見て、「石の庭園」と呼んだそうです。

1996年の大地震で街のシンボルとも言える、ドゥオーモのキューポラが崩れ落ち、

現在も修理工事が行われていますが、近年中には完成する予定だそうです。

ノート近辺の海岸も、特別自然保護地区となっており、人間の手の加えられていない

ありのままの自然に身をゆだねることができます。

シチリアには独特の香りがあるのですが、今回の旅では行く先々で、

蜂蜜とハーブのタイムをミックスしたような甘い香りが心身ともにリラックスをさせてくれました。