F ontana delle api 蜂の噴水 | |
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■PIAZZA BARBERINI/バルベリーニ広場 ■製作者 バルベリーニ(1644年) ■依頼者 ボルゲーゼ家、ウンベルト8世 ■水 Marcia/マルチャ
交通事情でシスティーナ通りから現在の位置へ移動 ベルニーニによって1644年に制作されたバロック様式の噴水で、制作当時は現在のシスティー ナ通りとの角に 設置されていましたが、交通量の増加に伴い1867年に取り外され、1920年に現在の 位置へ移されました。
法王ウルバーノ8世の在位21(22)周年記念が記されている ちょろちょろと水を出す蜂 XXIIの最後のIが消された跡 この噴水は当時の法王ウルベルト8世(バルベリーニ家出身)の在位21年記念として 作られたことがたてまえとなっていたのですが、実際の22年記念 日以前に出来上がってしまいました。 パスクィーノが(ローマに住んでいた謎の風刺家で、庶民のスポークスマン的存在であり、 パスクィーノの像に当時の支配者の辛らつな批判を張り紙をしていた)「バルベリーニ家は世界中を吸い上げてしまったので、 今度は時間を吸い上げようとしているのか!」と皮肉ったので、この話題で町中が湧き上がりました。 あまりに陰口が絶えないため、遂に彫られていたラテン語のXXII=22の最後の文字が消されXXI=21に訂正されたのですが、 結局ウルベルト8世は在位22年を祝うことはなく、記念日の8日前の7月29日に死去しました。 バルベリーニ家の紋章 この噴水はその後もローマ庶民の皮肉の対象となり、蜂の噴水の変わりに「ハエの噴水」と呼ばれ 続けました。 当時からローマには、噴水 や貴族の私邸の庭の装飾をするための水は十分なほどにあったのですが、 庶民の家には行き渡っておらず、ローマっ子たちは「蜂=(ボルゲーゼ家の紋章)」は何もかも吸い上げておきながら、 噴水にはちょろちょろとしか水を出さないと、「法王は高い税金を吸い取っておきながら、 庶民に見返りを与えない」 と不満を語り合いました。 オランダ人画家Lievin Cruylが1665年に画いたベルベリー二広場の絵をみるとオリジナルとの違いがご覧いただけます。 同画家の絵は、http://www.clemusart.com/ からLievin Cruylのキーワードで検索可能です。
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