A ngoli di Roma ローマの事情 | |
H ome -ホーム |
■■■■■■■■■ 「ローマの街角」と随分ロマンチックなページの表題をつけてしまいましたが、 実はこのページでは毎日の生活臭がぷんぷんの、生のローマの生活をお伝えします。 ■■■■■■■■■ |
写真左のグリーンのものは生ゴミや分別できないゴミ用、写真中央の白は紙用、ブルーがガラスや金属アルミ用、 写真左の黄色が古着屋、生地などと一応分かれていますが、ローマでは他の都市に比べてまだまだゴミの分別は 徹底されていません。 グリーンはペダルを踏むと蓋がバカッと 大きく開くのですが、白とブルーのゴミ箱は、 入れ口が狭くて非常にゴミが捨てにくい設計となっています。ご覧のとおり「物置の掃除します」とか「簡単な引越しはこちらまで」 という広告やポスターがべたべた張ってあったり、スプレーでの落書きがされているのが普通です。 (ちなみに写真を撮ろうとしたゴミ箱には、ASローマの悪口が書かれていたので、撮影を避けました・・・)。 |
|
有料駐車場(ブルーライン) 無料駐車場(白ライン) ローマ市内での駐車は至難の業。チェントロ・ストリコといわれる中心地は車の通行が規制されており、決められた時間帯は許可証 (住居者、オフィスのある人が税金を払って申請する)がないと入ることはできません。 入場禁止地域の入り口に、ZTLという自動のコントロール機が設置されていて違反車の写真を撮ります。道路の上にブルーのラインが引かれているゾーンへ駐車するのは有料で、駐車予定の時間分の料金をパーキングメーターで支払い (30分0.50ユーロ)、チケットを車のダッシュボード上に提示します。 最新式のパーキングメーターはクレジットカードやキャッシュカード(バンコマット)でも支払いができるようになっています(イタリアにしては画期的!)。白いライン(最近は大分減りました ・・・)は無料で駐車の出来るゾーン。2輪車用の専用引かれた駐車場がありますが、チェントロではここに空きを見つけるのは至難の業。ライン外に駐車する時は、市警に切符を切られないように注意しながら駐車します。黄色のラインは、ハンディキャップ、業務用(タクシー、荷物の積み下ろし専用車、外交官車など)の優先駐車ゾーンとなります。
延々と駐車されるスクーター
身体障害者用パーキング バス停留所 ゴミ箱の置かれているところ
カードでも払える最新パーキングメーター チェントロストリコへ入ることができる許可証 |
|
ローマの日常的な風景のひとつに二重駐車があります。スーパーマーケット、小学校、市場、バールの近所は大抵この二重駐車の嵐となっていることでしょう。もし二重駐車されて出るに出られなくなった時には、車の持ち主が現れるまでブーブーとクラクションを鳴らし続けます。それでも、持ち主が見つからなかったら近くの店や、バールなどへ行って「ブルーのBMWの持ち主はいますか〜!」と一軒一軒まわって歩きます。一応、二重駐車をした時は、クラクションの音に敏感になっているので、大抵の場合5分くらいで持ち主が顔を現しますが、そうでない時、時間のない時はもう頭から湯気が立ち上がります。
<これはかわいいので、許しちゃう!> 上記写真のように列の一番後ろで、車を動かさなくても出ることガ出来る場合は無言で走り指しますが、 後に残された車はまるで道路の真ん中に駐車しているようでちょっと異様です。このように二重駐車の行われる地区では 普通の駐車も人が通れないほどキツキツにするので、歩道から車道へ出たり、車道から歩道へ上がったりするのが 大変困難なので、歩行者は皆車道を歩くことになります。以前家の前の道路では、おんぼろの壊れた車を停めて 場所を確保し、その脇に二重駐車をするという輩がいたのですが、2年くらいしたら警察の通告書が おんぼろ車に張られ処分を余儀なくされたようです。
<広場に駐車されている車(カオス!)> <これ全部二重駐車>
<技あり!のスマートタテ停め>
|