U stica/ウスティカ
 H ome -ホーム

 F amiglia -ファミリー紹介

 V ita quotidiana -イタリア生活

 V acanze -バカンス

 G usto -グルメ

 M ail magazine-メルマガ

 B bs -掲示板

 L ink&contatto-リンク とコンタクト

■■■■■

ウスティカ島へは、パレルモから出ている水中翼船で約1時間程で到着します。

ナポリ港からも水中翼船が出ていますが、海が荒れているときには4時間の航海はちょっときついかも。

パレルモで時間があったら、是非寄ってほしいのが、パスティッチェリア・アルバとジェラテリア・ガゼボ。

パスティッチェリア・アルバでは、シチリアの典型的なスイートが片っ端から味見できて、

シチリア名物のアランチー二を食べることができます。 ここのアランチーニはパレルミターノの間でも有名!

バターとラグー味の2種類ありますが、お勧めはバター味。これを食べたら食事は抜きというほどのボリュームです。

   

 アラブの香りが漂うサン・カタルド内部のモザイクは見事。  ミートソースの入った揚げパン         アランチーニ

■■■■■

おなかがいっぱいになったら、リフレッシュのために(!?)ガゼボへ、クレモローゾという特許にもなっている、

グラニータとジェラートの中間のようなデザートを食べに行きます。

クレモローゾはここでしか食べられません。 何十種類もの風味があり、選ぶのに迷ってしまう場合には、

6種類の味見コースがあるので、これで好みの味を一通りトライできます。 

お勧めはフルーツ系、ピスタチオ、フィキ・ディ・インディア(サボテンの実)、アーモンド、レモン、オレンジ、ジェルスィ(桑の実)など。

素材の味が生きていて、冷たくって、暑いパレルモの夏には欠かせません。

ブリオッシュというパンにジェラートをはさんで食べるのが、シチリア風です。

 

          ピスタチオのクレモローゾをはさんだブリオッシュ      左は桑の実のクレモローゾ

■■■■■

ウスティカ島はパレルモの北35マイルにある3x3kmの小さな島で、海底火山が爆発した溶岩でできています。 

真っ黒でごつごつした岩肌は熱を吸収して、夏場は焼けるような暑さです。

ウスティカという島の名前も、USTIONE(ウスティオーネ)やけどをするという言葉に由来しています。

砂浜がないので、海に行くには結構体力が必要ですが、水の 美しさを考えれば苦になりません。

■■■■■

ウスティカの海はイタリアで一番最初に保護地区に指定され、ダイバー達のメタでもあります。

もちろん、私たちもダイビングを楽しみました。 写真には取れなかったけれど、バラクーダの群れや、

大量の海老の住む洞窟、巨大なハタなどを見ることができます。

ダイビングをしなくても、クリスタルのように透明な水はスノーケリングで十分楽しむことができます。

  

 

■■■■■

8月16日は島の守護神サン・バルトロのお祭りがあります。

サン・バルトロは漁師の守り神で、筋肉質でなかなかマッチョです。島民は朝からサン・バルトロの彫刻をかつぎ、

バンドが音楽を演奏にあわせて列を作って島中を練りかなりフォークロアな雰囲気で満ち溢れます。

夜は、クライマックスの花火大会。島帰りをしていた人も、このお祭りが終わると街への帰途につき始めます。

バカンスがの終わりが近づき、ちょっとセンチメンタル な気分になります。

  

 

■■■■■

素朴な島民の人たち

 

            左のおじいさんは、手漕ぎの船で島の案内をしてくれます。    右のおじさんはロバで動物に与えるサボテンを運んでいるところ。 

■■■■■

港の反対側(西側)、スパルマトーレへ行くと夕焼けを見ることができます。